毎年1月~4月、ザトウクジラが子育て、繁殖のために慶良間海域に戻ってきます。ザトウクジラにとっては一番大切な時期をこの海で過ごすことになります。私達は彼らの邪魔にならないよう気配りし、ルールを定めています。
1.クジラから300m以内は減速域です。スピードを落として近づきます。クジラの進行を妨げる行為は禁止します。
2.クジラから100m以内は侵入禁止域です。特に親子クジラの時は500m以内が侵入禁止域です。
3.クジラが船に近づいてきた時は、停船し、侵入水域を出るまで船を動かしてはいけません。
4. 1頭及び1群のクジラに対して、ウォッチング船は3隻までです。さらに2時間以上のウォッチングは禁止です。親子クジラに対しては、午前午後30分以内です。
5.泳ぎながらのウォッチングは禁止です。またクジラの鳴声に類似した音を発することも禁止です。
ザトウクジラは体長13~15m、体重約30トンにもなる巨大な哺乳動物です。体長の約3分の1もの長い胸ヒレが特徴。尾ビレも巨大で、裏側の模様で固体識別を行うことができます。この模様で、座間味村に毎年同じクジラが戻ってきていることが確認できるのです。クジラは呼吸のために水面に浮上してきます。頭の上に鼻があり、ここを水面に出し呼吸をしますが、これをブロウと言います。白い霧状のブロウは3~5mほどの高さまで上がります。通称「クジラの潮吹き」と言われていますが、海水ではなく「息」名のです。ザトウクジラは繁殖活動のため座間味村の海にやってきます。そのため、メスを求めて複数のオス達が大バトルを繰り広げることも。豪快に跳んだり胸ビレや尾ビレで海面を叩くなどの様々なパフォーマンスを見せてくれるかもしれません。
毎年12月~4月頃までの間、ザトウクジラは座間味村の周辺海域に帰ってきます。過去8年間での初目撃は11月26日から1月10日の間、最終目撃が4月8日~5月14日の間となっています。例年2月から3月初旬が最も確認頭数が多くなります。 いくらクジラが大きいからといっても泳ぎ回っているのですから、大海原にやみくもにボートを走らせてもクジラは見つけられません。そこで座間味村では、村ホエールウォッチイング協会のベテラン探鯨係が、島の展望台からブロウ(クジラの呼気)を目印にクジラを発見し、ボートを誘導しています。
■座間味ホエールウォッチング協会
座間味村では1991年、座間味村ホエールウォッチング協会が発足し同協会のもと自主ルールを制定。村の加盟ボートはこのルールに沿ってザトウクジラたちにやさしいウォッチングを実施しています。
- [営業期間]
- 例年1月5日頃~3月末(クジラが見られる期間)
- [電話]098-896-4141
- 上記期間以外は観光案内所へ098-987-2277



